ゆでカエル世代の日記

1957~66年の間に生まれた世代です。

愛すべき図書館族達よ!

 本屋に週一回の割合で、通っている。本を買うのではなく、週刊誌を立ち読みするためにせっせせっせと通っているのだ。無職の輩だから、週刊誌を読みたいのだか、買うわけにはいかない。でも、週刊誌は読みたい。それも発売日に読みたいのだ。わがままなワタシである。せこい志を抱いて、本屋で週刊誌をいつもと同じように立ち読みをしていると、今日は週刊誌を平積みしていないくて、書棚に置いてあった。ハンチングを被ったおっさん(ワタシもおっさんであるが、その、おっさんはワタシより、年上で団塊世代だと思う。金属フレームで大きなレンズの枠で、メガネが目立つ)がやってきた。脇には奥さんと一緒にいる。団塊おっさんは週刊誌を探している。棚にあった週刊誌を手にして、立ち読みしているワタシをガン見(怒りの顔をしている)だった。たぶん、オレは週刊誌を購入しているのに、こいつ(ワタシの事)はただで読もうとしている。とんでもない奴だと露骨にガンを飛ばすのだ。脇にいた、奥さんはすぐ団塊おっさんをレジに連れて行ってしまった。ワタシはいやーな感じが残ってしまい、週刊誌の記事が頭に入らなくなってしまった。

 次の日、図書館で立ち読みしていた週刊誌をじっと小一時間待って(館内には1冊しかないから、順番待ちなのだ)、ようやく読めるようになった。館内に足音が聞こえ、新聞、雑誌の閲覧コーナーまで響く。足音が気になり、顔を見上げると、昨日の団塊おっさんがまた、ハンチングを被り、今度は皮ジャン・皮のパンツのい出立ちで、チョイワル風を装っている。でも、背が低く、腹が出ていて、メタボの団塊おっさんだから、残念ながらそうは見てくれない。団塊おっさん、日経新聞を手にして、まずは大漁旗を扱うごとく、新聞を左右に振って、紙面の真ん中を音を立てて、折り曲げ、そして、また広げて、前方に手を上げてながら、図書館のフロアーで日経新聞を立って読み始めた。

 コーナーにあるソファーに決して座らない。どうも、しみったれた図書館族とは一緒にされたくないのだ。ワタシと目が合ったが、ワタシのことなどは覚えていない。くだらない立ち読み男なんてと思っているに違いない。

 この団塊おっさんは隔日に、同じ時間に図書館を訪問し、日経新聞しか読まない。読み終わると、新聞棚に投げ込んで、にやりとして、去っていく。しひったれた図書館族はいやーな感じになるが、そんなことは下品なので、口にはしない。日経新聞を手にしていることに何かステイタスをどうやら、団塊おっさんは感じているようだ。実際、日経新聞をじっくり読んでいるのを見たことがないのだ。この団塊おっさん、近頃は図書館族(ワタシを含めて、常連客)を見る目がきびしい。一等高齢者から眺める、この図書館風景がどうにもならない位に苛立ちを感じるらしく、まだ、年金を頂いておらず、生活しているのだと自負がプンプン周りに匂いをまき散らしている。図書館族、お前には二等高齢者だよ!どけ、どけ。日経愛読者のお通りだい!

 では、また・・