ゆでカエル世代の日記

1957~66年の間に生まれた世代です。

年明け、小坊の冬休みは・・

 小坊時代、この短い冬休みで憂鬱になるのは、年明けの朝、郵便ポストを開ける時である。年賀状を書きたいが、お年玉付き年賀状が手元にはなく、泣き泣き、通常の官制はがきで差出人の名前を書く欄のちょっと上に赤字で「年賀」と書いて、ダチに送る。カーちゃんは年賀状を書く時、必要な枚数を聞いてくれない。両親が書き終わり、お余りを頂く感じだから、こうなってしまうのだ。ダチからの年賀状はお年玉付き年賀状で始業式に何にか言われると思い、憂鬱になるのだ。

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 前にも書いたが、書初めはカーちゃんが鬼の形相となり、カーちゃんの愛の指導でなかなか清書させてくれず、新聞紙で何回も何回も練習させるのだ。妹はそれが嫌なため、師走の時期に書いてしまう。これがまた、カーちゃんにとっては堪らなく、頭に来ることらしかった。

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 お年玉を頂くが、トーチャンは好きにしろ と言うが、カーチャンは貯金と言って、手を差出、お年玉は取り上げられてしまう。ガキの頃、買いたかったものは手にできなかった。

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 寒いと、なかなか外には出ないで、本でも読もうかと思い、カーチャンに本を買ってくれと言った。倹約家のカーチャンだから、図書館にでも行くようにと言うのかと思うのだか、近くに図書館はなく、また図書館の本は汚いので、かーちゃんはこたつの上で読まれるのは嫌で、一度、小学校の図書館で本を借りたら、新聞紙を広げて、この上で読むようにと妹は言われていたのを見ていたので、図書館の本はNGだと思ったので、買ってくれと言うのだ。何を読みたいのかと言われたので、トーチャンがガキの頃、読んでいた、怪人二十面相(雑誌 少年倶楽部)を読みたいと言った。買って来たのは、巌窟王 だった。教育的配慮とか、上目路線で、かーちゃんに言われた。頭にきて、カーチャンに投げつけた。でも、しぶしぶ読んだが、やはり、怪人二十面相 を読みたかった。日曜日、家族でのお出かけで、その時、デパートの本屋で怪人二十面相を買ってもらった。妹も本を買ってもらったが、何の本だったか、覚えていない。

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 大嫌いな書初めを済ますとあとは始業式まで、大好きなテレビを朝から夜まで見ていた。読書は年末だった。小坊の頃、学校が始まるまで、テレビ番組は あけましておめでとうございます と番組最初、このセリフが始まり、またかよ と妹と一緒にブウたれていた。テレビを見ていると、二人の姿にカーチャンがブウたれて、ワタシ達に毒を吐く。でも、テレビは一家に一台だから、無視する。妹と二人だから無視できた。一人だったら、どうだったか・・

では、また・・