ゆでカエル世代の日記

1957~66年の間に生まれた世代です。

純情ヨーロッパ 呑んで、祈って、脱いでみて 西欧&北欧編 、人情ヨーロッパ 人生、ゆるして、ゆるされて 中欧&東欧編 2冊読んで!

 この2冊を読んで、すぐに思ったことは、誰でもそうであるが(念のために言う)、

旅に出てみたい。

 ワタシは旅に出てみたいなんてほざくが、一人旅はしたことがない。但し、サラリーマン時代の出張は別な話である。

 海外など一人旅なんて、想像もつかない。なんたって(自慢しているわけではないが・・)しゃべれない、英語がからっきしダメなのだ。文字を字引(電子辞書で調べる)でどうにか訳するが、名詞などはどうにかわかるが、動詞が混入するともうこれはいけない。義務教育など等々でびっちし英語を学んだが、まったく身になっていなかった。

 国内旅でもからきし根性はなくて、一人ではいけない。知らないところへ行くのも、群れだって行きたがる。意気地、自信がからっきしとないのだ。知らないところはアウエー感に溢れて、ただでも人見知りだけである。どこへ行くにも、徒党を組む。

 伝統的な旅番組「遠くへ行きたい」の中、車窓に映るレポーターなど、旅情たっぷりの顔をしている。そんな気持ちを持ってサラリーマン時代、通勤の帰りに疑似体験すると、どうもこれはいけない、ワタシが演じるとテレビのレポーターにはならずに、寂寥感がみなぎってしまい、さみしい感情だけで胸いっぱいになってしまった。そういえば、集団で旅をしている最中でも、これは感動した!なんて感情がこみ上げない。ああ、これ一人で行っていたら、寂しくなるんじゃないのかな、なんてみんなが旅で盛り上がっている時、ワタシ一人、静かに考えていた。悪く、悪く考えてしまう。

 旅に行った時、嫌な気分を味わったことが一人旅を躊躇していると、今思い出した。

 ユースホステルにダチと一緒に泊まった時だった。泊まる部屋にはテレビがなかったから、食堂で野球を見ていた。プロ野球を見ていたのだ。阪神VS巨人中継で、場所はユースホステル、山奥の東北地方、時はまだ、東北楽天がない頃の話である。

 食事を終え、テレビを見上げると、巨人の攻撃だったが、あっけなく三者凡退。食堂にはダチと二人で見ていた。ここは東北地方、その当時、巨人は全国区だから、隠れ巨人ファンでなくても、平気だろうと思い、ああ、がっくり とため息を吐いた。しかし、これがトラキチには許せなかったのだろうか。いきなり、黙れとわめかれた。その黙れの言葉には関西なまりが聞こえたのだ。

 いやいや、たかが野球なのに、わざわざ喧嘩を売るとは・・。この時、ダチと一緒にいたので、こちらは二人、相手は一人。順当にはこちらが勝つはずた。関西なまりのトラキチはどっかに去って行った。ダチはそんなに向きになるのかなと首を傾げていた。

 旅をして疲れると無防備になり、隙がついつい出でしまう。こんな輩が出没するのだから、実に物騒である。だから、一人旅は二の足を踏んでしまう。

 この本の筆者は勇気あるよね。

では、また・・