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ゆでカエル世代の日記

1957~66年の間に生まれた世代です。

無職になった亭主は・・ご近所の女性陣対策 編

無職

 ご近所の特に女性陣(お年を召していて、もう子供達のお世話ができない方、または子供達のお世話になりつつある方)は周りの住民の動向が気になり、ちょっとした変化でピンと第六感が効き、これはと思うと当事者にくいついて、別の真相(自分が想像したもの)が納得するまで関心を持っている。

 無職になった亭主は毎日、家にいる。アレっと気がつくと、手ぐすね引いて待ちかまえている。朝のゴミ捨てなどは捕まえるのにいいタイミングである。

ご近所のおばさんの突撃レポート

「あら、Aさんのご主人、おはようございます。まあ、ゴミ捨てですか(驚いた仕草をする。実際はリサーチをしていて、この時間にゴミ捨てに来るとわかっているのだ)」

ビビるAさん(これはワタシである)

「おはようこざいます」

「あら、朝から。そういえば、奥さん、毎日、お仕事で。ご主人、家事をおやりになっているの?」

「えっ(なんで知っているの?と驚く)」

ご近所のおばさんは微笑んでいるが、目は笑っていない。

 Aさん、足下に視線を下げて、何も云わずあわててゴミ捨てをして、脱兎のごとく家に戻る。

ご近所のおばさんは頷いて、

失業したんだ。現時点、職なしか!

 と合点がいったと顔をし、自分の放送網にAさんに対しての突撃レポートを配信予定と決める。ご近所の目は厳しくなる。働かざるものは食うべからずのポリシーがご近所を支配している。

ご近所のおばさん突撃レポート配信後

 これには何も抵抗することはできない。人の噂は七十五日と云われるが、まあじっと我慢するしかない。でも、ゴミ捨てを丁寧にしなければならない。ひたむきにゴミ捨てをする健気な無職亭主を演じなければならない。ご近所のおばさんとはなるべく会話をせず、寡黙でなければならない。ご近所のおばさんに同情を頂ければ、これは御の字である。

 そして、同情の噂が飛ぶ

 Aさん、この頃元気ないんじゃない(そうです。演技をしています)。大丈夫かしら?

 少し深刻になるが、この位の噂でいいのだ。ご近所のおばさん、もう興味はなくなってしまったので、これにてオシマイになる。しかし、また目立った行動をすると悪意に充ちた好奇の目でやられるから注意したほうがいい。面倒なご近所のおばさん対策にひたすらこれまた低姿勢でいくしかないのだ。へたなことをすると配偶者に迷惑がかかる。ワタシが仕事を従事していた時、配偶者も苦労していたのだと自覚したほうがいい。

では、また・・