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ゆでカエル世代の日記

1957~66年の間に生まれた世代です。

ラブレターを送っただけで自己満足してしまった!それからなのに!

ラブレターを書かずいられるか!

 手紙を書いたことはある。はがきは年中行事として年賀状でやっていたが、手紙となるとなかなか経験はない。手紙を書こうと決意したとき、何も考えずに えい、やってみよう と簡単に実行した。手紙を出す相手は同年配の女性だった。髪の毛が長く、目はぱっちりしていて、美人だった。お嬢さん女子大を出ていて、一流銀行のOLをしていた。その女性に、とある機会に見かけ、ひと目惚れに陥ってしまった。ここで、普通は温和しくするのだが、その時は違っていた。この思いを伝えたい。独りよがりの心はもう止まらない。目的の彼女の友人を知っていた。彼女の友人は残念ながら美人ではありませんでした。彼女の住所を聞いた。(今から考えると、無茶なことをした)

その時の会話(電話にて)  

ワタシ Aさんの住所教えてよ。

友人  ワタシじゃなくて、彼女の住所なの。何か変なことしないでよ

ワタシ(ちょっとイラっと来るが、抑える) 何もしないよ

友人  じゃあ、教えるわ。本当に何もしないのね

 友人は疑心暗鬼だった。当然だろう。ワタシは声がうわずり、殺気立っていたと思う。もし、彼女の住所を教えなかったら・・

 手紙を出せるようになった。もう冷静さは失っている。この思いを便箋にぶつけた。何を書いたかは覚えていない。また、下書きもなく、コピーも取っていない(ラブレターのコピーなど誰が読むか!)。もう一度読み返すなんて余裕はなく、その勢いでポストに投函をした。たぶん、ストーカーのラブレターになっていたのではないかと思う。

ラブレターを書き上げたら、これで満足をしてしまった!

 ここでワタシはもう満足してしまったのだ。彼女への思いはこれで完結してしまったのだ。どうせ実らぬ恋であると自覚していたから、ここで完全燃焼してしまった。燃え尽きてしまったのだ。ワタシの暴挙はこれで止まってしまった。今から考えるとこれが正解とおもう。これ以上の行動はストーカー行為となってもおかしくない。

 その後、どうも、友人はワタシのことを彼女に説明をしたらしい。彼女はすっかりワタシのことをすっかり忘れていた。いきなり見知らぬ男からラブレターを貰ったのだから驚いたと思う。ご迷惑をお掛けした。

 この先、ラブレターを書いたことはない。手紙で訴える行為はもう忘却の中に埋まれてしまった。はがきで愛を語る。これは無理でしょう。はがきは誰にでも読めてしまうからね。

 では、また・・