ゆでカエル世代の日記

1957~66年の間に生まれた世代です。

昔は豪腕でよく暴れたなあ・・ 武勇伝 この人、本当に野球部?

人は苦労人が大好き

 今は真人間、文化系人間、昔は結構なバリバリ体育会系学生だったと伝説を作りたがる人って結構いる。でも、昔いろいろと才能あったけど、挫折があって苦労人だった。えっ、この人もそうなの?って自称 人生経験豊かな人も多い。

野球談義から話が進展して

 酒などが入ると、自叙伝を盛りすぎてしてしまう人を見かけるときがある。昔はぐいぐいと甲子園を目指して豪腕で鳴らし、大学時代に野球部で全国、試合ばかりしていたと誰も知らないことをいい気になって話していた人を知っている。その人は理工系の単科大学で野球部に属して、ピッチャー四番で活躍していたらしい。いつも、酒が入るとその話をする。周りはいつもの話が始まったと思い、テキトーに合わして、ピッチャー四番の自慢話を付き合っていた。ある時、またその話をした。

これは本物の野球経験者だぜ

 でも、その場の酒席では・・(酒席の構成メンバーは今までとは違っていた)

いつものように話掛けると、酒席の端のほうから

 あれ、オレも大学時代、野球部だったけど・・

 という声が聞こえた。この人、東京六大学出身だけど、レギュラーの座は取れずに、万年二軍だったとの話だ。社内の草野球でその人のプレイを見たことがあり、野球経験者であることはすぐにわかった。キャッチボールでも投げる球は違っていた。酒席のスポットライトがこの万年二軍に照らされて、ピッチャー四番には陰りが見えてしまった。ピッチャー四番は社内の草野球には絶対に出なかった。これが致命的になり、それ以降、もうピッチャー四番の活躍話はしなくなってしまう。

 しかし、ピッチャー四番は酒が入ると万年二軍に絡む。周りはこれを見て、ピッチャー四番なだめすかしていたのだが、これも面倒となってしまい、ピッチャー四番は徐々に酒席追放への道へと進んでいく。

でも、復活したよ!

 さらに、ピッチャー四番説に対して偽証ではないかと社内で話題が持ち上がり、ますますピッチャー四番は窮地に陥ってしまった。しかし、心機一転、ピッチャー四番は復活した。

 今度は業界でワタシの名前を知らないモノはもぐりだと珍説を掲げて、別の酒席に復活してきたのだ。もう、野球経験などは口にしないで、業界の暴れん坊と自負して酒を飲む。

 業界の古老から一度聞いたことがあった。ピッチャー四番は業界ではどんな評判ですか?

 えっ、誰だね。そいつのこと、ワシは知らんよ だって・・

では、また・・