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ゆでカエル世代の日記

1957~66年の間に生まれた世代です。

自称・業界有名人 世界のボクのため?。鼻はどんどん高くなるよ

 誰も頼んでいないのに、世界を背負って立っている人ってこの世の中いるんだよねえ。最悪なのは自分は世界から選ばれし人で、相手をしているのは世界で、脚光を一人浴びているととんでもない勘違いをしている。

 こういう人の扱いは慎重に取り扱わないと後で根に持たれて、徹底的にいやがらせを受ける羽目になる。一言で言って、ヨイシュの精神を持たなければならない。その通り、あんたは正しい!これは矛盾があるなと思っても、口にしてはいけない。丸飲みをしなればならないのだ。

業界の有名人とついに出会った!

 ある日の出来事。酒席にお呼ばれで、宴席の中央には業界での有名人が座っている。業界有名人の周りの空席ばかりで、隅の席は満員状態になっていた。しまったと思ってももう遅い。渋々、業界有名人の近くに座らなければならない。業界有名人のリクエストで真向かえの席に座らされてしまった。

口をあんぐりと開けて、聞いていた

 座ると、いきなりの口撃が始まる。

 君、参った、参ったよ。展示会にちょっと顔を出したら、外国のお客さんに囲まれてしまって、うちの会社の商品を手にしてさあ、これは何だと質問されて、困ったよ。相手は外人達だろう(どさくさに外人が複数になってしまった)。言葉が通じなくてさあ(あれ、御社の得意先に海外のお客さんはいたの?)。ボクも驚いたね。ボクの仕事って世界を相手にしているんだよね。(おいおい、急に飛躍するな!)ここからはグローバルのワードをどんどん出して、世界に注目を浴びているワタシってストーリーが出来上がってしまった。海外のマスコミから絶賛の報道合戦が始まっていると強調していた。

 後日、知人(勘違いと同じ会社に勤務している)に聞くと、胡散臭い紙っぺらでできた賞状(どっかの国の専門誌から賞状を頂いたらしい)を手にして、社内の人々にボクは世界から認知されたと見せびらかしていたらしい。業界有名人はこの企画とまったく関わり合いがなく、どさくさに手柄を一人占めしたらしい。どのように一人占めしたか、社内でも謎らしい。謎の多い人物であった。

 酒席は続く。話はどんどん進み、世界を背負って立つボクって、みんなから妬まれるから日常生活には注意が必要だなんてセレブの人がいうセリフを吐くようになってしまった。止まらない、止まらない。周りは白けてしまっても、話している本人は気がつかない。

業界有名人に真実を訴えてはいけない

 この御仁は敵に回すと厄介な人物として、業界では有名で、何をするかワカラナイ人物としても名が知られていた。(これは本当の話で、面倒な御仁である)正義心を持ってこの御仁と戦闘を開いても討ち死は数知らず、という噂もある。伝説の人と言われてもおかしくないのだ。

 この御仁は自分で、ボクはこの業界の中で一番忙しい男として言われていると勝手に豪語していた。今度は世界を相手にしているボクという勲章をつけて、周りに言いふらしていたが、この噂なかなか広まらずに御仁がこぼしていると風の噂で、耳にした。あの酒席から、この御仁とは一度も遭遇していない。

 では、また・・