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ゆでカエル世代の日記

1957~66年の間に生まれた世代です。

平等に酒を楽しもう。たかり酒でも同じだよ!

花見は屋内で

 天気が悪くて、花見ができなくて残念だと思う時は外のサクラを見て、屋内で酒盛りをしていた。会社の隣が小学校だったので、窓際にサクラを眺めて酒盛りをする。音頭取りは人望があるとは決して言えないハゲ頭上司で、自分のポケットマネーから出さずに、一人いくらと割り勘と叫び、下っ端はほとんど業務命令に近かった。下っ端のワタシは渋々参加させられて、買い出しに行かされた。あまり、酒が強くないので、同じ金を出すのなら、つまみに力を入れたいと思ったが、ハゲ頭は酒が大好きだから、つまみは無しで、酒オンリーとなってしまった。

割り勘メンバー以外の人が紛れ込んでいる

 買い出しが済んで、宴会へとなる。窓際にはワタシ達(下っ端集団)が集まって、ビール缶を口にする。さくらを眺めながら、テンションは上がらない酒席となってしまう。一方、ハゲ頭は酒が入るたびにテンションが上がる。けたたましい笑い声が聞こえた。もう、その頃には割り勘を出していない輩が割り勘メンバーとほぼ同数になってしまった。気が大きくなったハゲ頭はよその部署にも声を掛けたからである。ハゲ頭は自分の力で酔っぱらいの輩を呼んだと思いたく、こうなってしまった。酒の力を借りて、集客力のアドバルーンを上げたのだ。

次はたかり酒で

 酒が足りなくなるのは当たり前で、酒が無くなると集まった輩が一人、一人と欠けてくる。当初のメンバーに戻ってしまって、白々しいムードが漂う。ハゲ頭は上げた手をおろせないので、よし、これから、飲み屋に行こうとかけ声を上げるが、ハゲ頭の性格は知っているので、テキトーな用事を言って丁重に断った。ワタシも丁重に断った。ハゲ頭はここで粘り、何とかして、ワタシ達(下っ端集団)を飲み屋に連れて行かなければならない。いつものように、出入りの納入業者に電話をして、飲み屋指定をする。割り勘から接待にスイッチが切り替わる。われわれ、下っ端をだしにしてタダ酒をくらう。よその部署の輩はこの時は呼ばない。ただ酒は恩恵を受けるのはハゲ頭だけにしたいのだ。ワタシ達もただ酒を飲めるのだか、ワタシ達(下っ端集団)は一番安い酒でつまみは一品のみで一番安いものである。店によって一番安いものが代わるので、これも人生経験と割り切るしかないようだ。

たかり酒でもねえ・・

 ハゲの酒は高い酒で上から数えて、二番目のランクのところである。つまみは値がはるものだ。一度、頭にきたので、ハゲ頭がトイレで席を外している時、ハゲ頭のつまみを食べつくして、すぐにきれいになった皿を店の店員さんに渡した。ハゲ頭はつまみの事に気がつく。ワタシ達は勝手に店員が下げてしまったと苦しいいい訳をした。

 酔っているハゲ頭はそれを信じて、店員に絡もうとしたが、接待するスポンサー(出入りの納入業者)が必死に止めて、どうにか収まった。その時の接待するスポンサーのワタシ達を睨み付ける目はマジで怖かった。

では、また・・