ゆでカエル世代の日記

1957~66年の間に生まれた世代です。

このうんちく話、去年も聞いたよ。繰り返しは続く・・

聞いたことがあるうんちく話は繰り返される

 街中、公園などを歩いて、もう今年のサクラは葉桜となり、かなり散ってしまった。今年の花見もオシマイだなあと思った。ふと、思い出した。サクラ、花見などに季節の出来事にうんちくをこうこうと述べているオヤジ(ワタシも同じくオヤジですが・・)を思い出した。ネット環境がなかった時代だから、ちょっとした軽い知識、雑学度でもそれなりの格好がつくが、一年過ぎて、またうんちくを言う場合、同じことを繰り返してしまうのだ。聞いていて、これって、去年と同じだな と思ったが、ここは大人である。にっこり笑って、始めて聞いたように頷く。三年目になってくると、いくら大人だからと言っても、機嫌が悪い時には耳を塞ぎたい時も出て来る。こういう時って、どうしょうかと思っていると、運動神経がいい体育会系の同僚はすかさず、受話器を取り上げて、電話をかけるのだ。内線でも外線でもいい。ともかく、急な用事を思い出してしまって、残念ながら、先輩のうんちく話が聞けなくて残念の顔を演出させる。先輩はうんちく話を中断して、彼の電話が終わるのを待つという愚挙に突入をする。機転のいい同僚は急に用事で出掛けなければならないという設定モードにして、ロッカー室に行くのだった。さすがに、先輩はロッカー室までは追い掛けていかないが、同僚に話せない分、お前は絶対に逃がさないで、聞かせる と力満々でワタシに襲いかかるのだ。

止まらない止まらない話が・・

 先輩などもう仕事そっちのけで話し始める。うんちく話も感動モノだったらいいのだか、マンネリでまた同じことの繰り返しでは食傷気味となり、お腹いっぱいになってしまう。合いの手も居合いが入らず、これではいかんと思いながら、死んだ魚の目になって頷いてしまった。ついつい、顔に表情を出してしまい、先輩のリスペクトのオーラがまったく発光されず、嫌だなの光だけが発光してしまった。勘の鈍い先輩でもわかる。

 一応、先輩のうんちく話も終わり、こちらはやれやれと思いながら、これにてオシマイとはいかなかった。

 おい、わかっているんだぞ と凄まれてしまった。オレが繰り返し同じことを話しているのはわかっている。そして、お前達、オレは知らないと思って、あんな行動をするんだろ とワタシを睨み付ける。知っているのに、わざわざ話しているとは・・

 先輩の悪質さには驚く。これって、同僚の行動はまだ、かわいいものだ、それに比べて、先輩の心の闇は陰湿さだけが目立つ。この危機を回避するには あらー知っていたの とわざとらしい仕草でどうにか誤魔化した。(しかし、一ヶ月間、先輩としギクシャクしたよ)

 次の年、先輩はまた、同じうんちく話をした。その時、同僚とワタシは始めて聞いたようなアクションで受け答えをした。先輩は何も変わってはいなかった。

では、また・・