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ゆでカエル世代の日記

1957~66年の間に生まれた世代です。

オレって不器用だなあ!かくも戦う 不器用者戦記

不器用だなあ・・

 ガキの頃、プラ模型を買い、戦闘機、戦艦、戦車などを作っていたが、出来がイマイチでだった。模型を作っていて、わかっていたのだ。自分は器用でなく、不器用だと・・

 不器用な者が更にこじらせるのは、模型もざっと見で、だいたいの格好になり、ここで無精の心がけがむくむくと擡げてくる。えい、組み立て図を無視して、作り上げるのだが、完成図とは異なって、あれっとなってしまう。これを模型を作るたびにやらかしてしまうので、自然とプラ模型から足が遠のいていく。

小、中学校時代の不器用者は・・

 小学校では図工の科目で不器用者の自覚が露出される。図工教室で はい、始めといって開始する。材料も同じものであるが、不器用者は作業に追いつかない。ここで不器用者はなんとか追いつこうと思い、丁寧にやらなければならない工程をざっと粗っぽく流す。ここで勝負がついてしまい、完成し、自慢げにセンセイへ見せると、センセイは首を傾げてしまう(本当は顔をしかめたくなるのだが、教育上まずいので、首を傾げる)。不器用者は当初、自分の作品の低レベルであるかはわからず、他人の作品を見て、唖然とするのだ。

 中学校になると、もうこれはイケマセン。ラジオを作れば、音が出ない。文鎮などを工作すれば、期日まで間に合わず、未完成作品となり、センセイは諦め顔で不器用者を冷めた目で見るのだった。

会社に入社した不器用者は・・

 不器用者であることを自覚していたのだか、就職する時、何を血迷ったか、精密機械メーカーに就職してしまい、研修初日からねじ回しに苦戦して、ちょっと手が届きにくい箇所のネジ回しに一日時間を掛けてしまい、指導してくれた先輩を驚かす。優しい先輩は練習すれば平気だよと慰めてくれたが、本人はとんでもない所に就職してしまったと暗澹たる気持ちになってしまった。

 でも、不器用者もそれなりの進歩はあり、一年経てば、素人よりは旨くなる。しかし、社内ではあいつに組み立てをやらせるなと伝令が回る。

 ある日の事だった。ワタシご指名で部品組み立て依頼があった、ワタシに何故と思ったが、組み立て図とバラバラの部品が手元に届く、それを眺めていた部長がすっとんで来て、なにをやっているのかと問われて、部長は組み立て図とバラバラの部品をワタシから取り上げて、どっかに去ってしまった。その日の帰りに、部長に呼び出され、あの組み立ては他の人にやってもらうからと云って、ワタシから去っていった。

 会社は時間に対してシビアで(社内強化標語でタイム イズ マネーだった)、ワタシが組み立てに四苦八苦している光景がお偉いさんに見つかった場合、部長、課長など管理職は呼び出されて、軽く一時間は叱責タイムとなる。なぜあいつにやらせるのか と・・。それだけ、ワタシは注意人物でもあったのだ。

 では、また・・