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ゆでカエル世代の日記

1957~66年の間に生まれた世代です。

映画ゾンビ観て、ステーキを食べるなんて!ボクには考えられなかった。ナイーブだなあ

 GWが近づくにつれて、どこかへ行かなければならない義務感がむくむく起きてきたが、もう、すっかり枯れた老年期に入り込んでくると無精になって、大人しく家で籠もっているのが無難だと思ってしまう。

 チョンガーの頃は違っていた。血なまこになって、どっかへ行かないとと焦っていた。朝、起きても、寒くはなく、ちょっと暑苦しいと感じる時もあって、心をざわつかせる。GW前に友人と飲む約束をして、

飲んでいると、GW、暇か?

と聴かれて、

いや何もないよ 

と答えると、友人は目が輝き、

どっかへ行こうぜ

という。でも、すぐには閃かず、

どこへ行く

と友人に聴けば、しばらく考えて、

そうだ!地元に戻ったダチの家にアポなしで行くってどうだ。

ワタシはにんまり笑って、行くことになった。

 GW前半は連休になっていなかったので、レンタルビデオを借りて、一日見ていた。友人から電話が掛かり、

何をしているか

と言われて

レンタルビデオを見ている

と答えると

じゃあ、お前の家に行くよ

 と友人はやってきた。そして、ワタシが見ていたビデオのカバーを手にして、これは見たので、違うのを借りようぜと言われ、ちょうど見終わったので、返すと同時にまた借りることになった。

          ☆          ☆

 友人はB級ホラーが大好きで、ワタシはあまり好きではないだか、友人がしつこく言うので、今日はしぶしぶ合わせて、借りた。

 ゾンビを見た。

 ただ、ゾンビに人間が逃げまくるだけで終わってしまい、友人も?だった。

 陽が暮れ、腹が減ったから何か食べようとファミレスに行った。友人はGWだからって、力んでステーキを頼み、ワタシも負けずにステーキ(一番安い奴)をした。

 焼き方なんて聴いてくれない価格だったので、テキトーにファミレス店ず決めてくれる。その時は血が滴るステーキがじゅうじゅうと鉄板の皿に乗せられて、やって来た。

 友人はこれを見て、黙ってしまった。やはり、B級ホラーの影響がもろに受けてしまってしまったのだろう。ワタシもだった。友人を呪った。でも、ステーキだから、無理してでも食べなければならない。食欲は減衰してしまい、喉だけが乾く。ウエイターにタダの水ばかり頼んでいた。

  では、食べようと思い、ナイフを入れると血がたっふりと出て、ゾンビの映像とクロスしてしまう。友人もそうなっているのだろう。苦痛の顔になって、まだ、ステーキを口にできないでいる。吐き気はまだないので、時間が経てば食べられると思っているが、いつまでになったら、食べられるのだろうか。

 普通、映画を見たら、食事中はその映画について議論するのだが、まったくしない。ゾンビのゾというだけで、友人は険しい顔になる。自分が観たいと言ったのにと文句の一つをぶつけたいのだが、それより、目の前のステーキを食べなければならない義務感を解決しなければと焦ってくる。

 結局、2時間掛けて、食べたが、試練の食事だった。それから、ワタシはホラーを見ていない。農耕民族であることを自覚した。

  では、また・・