読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

ゆでカエル世代の日記

1957~66年の間に生まれた世代です。

禁煙宣言す。まだ煙草を吸っているの。不健康の人だよ!

 禁煙席を設けていないところはちょっとねと女性の方々が言っているのをよく聞く。煙草は当初から吸っていないモノではなく、途中から禁煙した組である。MAXの頃は1日2箱吸っていた。ショートピースだと1日12本でお腹いっぱいになる。この状態はニコチンが体に充たされると言っていいだろう。吐く息はヤニ臭く、歯は真っ黄色、手の爪先も黄ばむ。その頃は酒と煙草どっちを取ると尋ねれば、煙草と迷わず答えていた。

           ☆           ☆

 煙草を辞めたのは簡単なことだ。女性にもてたい、だだそのことだけだった。煙草に対しての女性のアレルギーは並のモノではないと感じたのは、合コンなどで煙草を吸うと露骨で嫌な顔をされる。煙草を吸っていて、じっと女性に睨まれることがしばしば遭遇し、さすがの鈍感なワタシでも気がついて、世の中、嫌煙派が多くなってきたようだ。特に女性陣の中に多いとわかり、180度、大回転して、禁煙を再度挑戦した。ちょうど、冬の頃で風邪を引き、ゲホゲホ状態だった。禁煙は3度目だった。

           ☆           ☆

 まずは在庫していた煙草を生ゴミの中に投棄した。ケチ根性でただのゴミ箱に捨てるとニコチン禁断症状の中でゴミ箱を漁り、再度、煙草を口にしてしまう。灰皿は燃えないゴミに投棄した。同じようにジッポーのライターも廃棄した。買ったのはその頃流行っていた禁煙パイポをどんと買って、いつも加えていた。ガムもいつでも噛んでいた。

           ☆           ☆

 3日後、体に変化が現れる。臭いに敏感になる。水道水を口にすると、カルキ臭がわかってくる。4日後、ニコチンの禁断症状が酷くなり、イライラ感が生まれて、パイポを齧り付いていた。このままだとまた失敗するのではと思い、禁煙宣言を職場で、友人の前でやり、元に戻れないように精神的に追い込んだ。また、これは迷惑をかけてしまったが、ワザと喫煙者を罵倒した。喧嘩寸前までなったことがあった。荒療法だったかもしれない。

           ☆           ☆

 3ヶ月たって、ようやく禁煙が続くことに自信が出るが、ファミレスに行ったときは絶対、喫煙席には座らず、禁煙席に座った。その頃はコーヒーは飲まなかった。煙草とコーヒーは親和性があり、甘い誘惑で一杯だった。煙草を辞めて、体重は増える。銀シャリがおいしく、食べものがこんなにうまかったのかと感動してしまった。煙草は食欲を抑制するものだとつくづくわかった。

           ☆           ☆

 今や、煙草は高い嗜好品になってしまった。つくづく辞めて良かった。

では、また・・