ゆでカエル世代の日記

1957~66年の間に生まれた世代です。

人はなんでもいいから自慢をする

 マイケル・ジャクソンがスリラー(かなり、前の頃になるが・・)のPVがCDショップのモニターから流れて、まだ人集りの頃、知人がよく飲み屋でもてるコツを披露していた。

 こう言うんだよ。ボクって、マイケル・ジャクソンと同じ誕生日なんだよねって

こういうとまずは相手は意外な顔、そして、尊敬の念を抱くらしい(本当かな?)。

でも、数年過ぎるとこれが風向きが変わり、同じ誕生日の主がゴシップの有名人になってしまい、知人もすっかり強調できなくなってしまった。知人はこれにこりず、これなら文句が出ないと思い、

豊臣秀頼と同じ誕生日なんだよね

と言い始めた。有名人枠から、歴史上の人物とスケールアップをしただけだ。こうなると、チョイスする力量が評価される。

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 もう一人の知人は最新の電化製品(特にデジタル関連を好む)を買い、そこで自慢をする。特にひどかったのはiPhoneが出回るちょっと前の頃だった。その頃、金で引っぱたいて自慢するものをGetした。人が集まると、iPhoneを自慢げに取り出して、エヘンとiPhoneを掲げ、画像を撮影し、その画像を伸ばしたり、縮めたりする。テレビでしかまだ見ていない一般ユーザー(もう一人の知人はこう言うのだ)は驚き目で興奮する。「おお、すごい」と歓喜の声をあげて、もう一人の知人はご満悦となる。ここでさらに ああ、勘違いともう一人の知人が変異してしまうのだ。

iPhoneを持っているボクってなんて凄いんだろう!

 勘違いは止まらない。MACこそ全てと宣言して、Windowsなんてくそくらえと変更可能なデジタルものはApple商品に変更した。

それによって、もう一人の知人のIT能力はアップしたかは問わない。

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 最後はトランプ上司。この上司、精神的なものではなく、物欲的なもので脚光を浴びようと、金目に糸目をつけずに、デジカメを買った。

 ボクはカメラのシャッターチャンスのセンスが抜群にいいと褒められるんだよ。アハハ

 とほざくのである。デジカメはほとんど、人の力量には頼らずに、機械の力で決まる。だから、カメラのシャッターチャンスなんてことを言うのだ。口の悪い人は

連写すれば、いいシャッターチャンスはできるよ

と言われ、トランプ上司の耳に入ったのかムキになり、自分の写した画像をスライドにして、無理矢理、業務命令(部下は勿論、出入り業者も含まれる)で見せるのである。勿論、画像を褒めなければならない。

では、また・・