ゆでカエル世代の日記

1957~66年の間に生まれた世代です。

熱意がある報告書でなければならない・・クチャララー上司

 会社勤めをすると、何をするにも報告義務があり、中には書面、記録しなければならないものも発生する。記録することに対して、とかくうるさく、報告書の提出を期日までとやたらいう人がいた。ともかく、書類を出す。出したらいいが、この書類の保存については無頓着で、書類を紛失など日常茶飯事であった。こういう上司にはかならず、コピーをしなければならなかった。なぜか、なくす上司は必ず原本を要求する。パソコンが広まるようになっても、こういう上司は書類ファイルを紛失する。

 その上司(前にも登場していただいたクチャラー上司である)の下で、インフルエンザで休み、予防注射を受けていたので、一日、休んで職場復帰したところ、その上司から、まだ職場に来るのは早すぎる。家に帰ってくれと言われた。有休扱いにしないからと言われた。3日後、復帰したら、今度はこの3日間、家で何をしていたか、報告書で提出するようにと言われた。わかりましたと答えたが、報告書を提出しなかった。この上司は報告書についての強いポリシーがあり、面倒な人物だったので、報告書での対立回避のため、おとぽけをして、シカトですませた。

 新入社員の頃、報告書提出には苦労をした。上司に報告書・鬼軍曹が存在し、繰り返しの報告書提出はざらだった。試練の報告書提出だった。鬼軍曹は大手電機メーカー出身で、上司に提出する報告書はA4サイズ 1枚で充分。簡潔であること。箇条書きに書いて、結論はひと目でわかることだった。詳細なものはすべて別紙詳細で添付書類にすること。上司は忙しいから、図、表でわかりやすく、丸、バツなどの分かりやすい記号を使うべし。

 鬼軍曹はワタシの報告書を赤ペンで書き直す、徹底的にA4 1枚教育方針を叩き込まれた。

 

 クチャラー上司の話に戻る。今までの実験などをまとめて、報告書を提出となり、鬼軍曹直伝の作成方法で報告書を作り明けだ。そして提出。クチャラー上司はA4サイズ一枚のペラペラ紙をひと目見て、

たった1枚では・・熱意が感じられない。これでは上が納得しない

と言われてしまった。驚いた。うーん、考えないと・・。机に座って、じーっと考えた。よし、路線変更。

だらだら、牛のヨダレのごとく、長々・報告書を今度、仕上げた。

そしたら、クチャラー上司、ニコリとして、

熱意が感じられる

と満足して、自分のハンコを押して、上に書類をまわした。

 予想通りだった。

 クチャラー上司、報告書は厚さが重要と思っていたのだ。クチャラー上司はワタシの力作の報告書?は読んでいないはずだ。だって、自分で書いていても、わかりづらい報告書になっているのだからね。

 上へに回そうとしている書類はA4サイズ版のクチャラー上司が否定した書類に密かに差し替えておいた。

では、また・・