ゆでカエル世代の日記

1957~66年の間に生まれた世代です。

あれ、食あたりだよ。うーん、熱がある。

前回からの続き。

 学生の頃、夏休みだった。夏休みなので、運転免許でも取ってやろうと思い、教習所へ通い始めて、まだ一日しか経っていない頃。夕食前に暑いので、コーヒー牛乳をがぶ飲みした。トーチャンもがぶ飲みほして、夕食を食べ終わり、テレビを見ていた。なんだか妙に汗ばみ、気分も良くない。ちょっと、熱でも測ってみようかなと思ったら、39℃あった。なんだこれは、早くも夏バテかと思った。でも、トーチャンも熱がある。一晩寝れば熱は下がるだろうと思い、ともかく寝たのだ。なかなか熱で寝られなかった。

 翌朝、汗びっしり掻いても、これでどうだろうかなと思っても、どうも調子が悪い。熱を測ると、まだ熱がある。それを見て、急に体がへなへなになってしまった。教習所には行かなければならない。今日から技能教習(車の運転)だ。熱はだんだん上がってきている。でも・・。勿論、ビロウに話、トイレ通いもしなければならない。おむつでもしなければならない程の回数であった。

 無理矢理、体を騙して教習所に向かった。たらたらと気持ちが悪い汗を流して、ハンドルを握った。汗ばみ、真っ赤な顔してアクセルを踏む。頭はくらくらだ、教官の暖かいご指導は耳の中には届かず、朦朧としている。教習所内でドライブだったが、車はふらつく。異様な運転だっただろうと思う。下痢は体力を消耗するのだ。

 教習所から帰宅すると、トーチャンが寝込んでいた。そこで午後から、親子二人で医者に行くことになった。医者から、これは食あたりだと云われて、原因はどうもコーヒー牛乳らしいと云われた。カーチャンはピンピンでコーヒー牛乳を飲んでいない。これがお医者さんの見立てであった。コーヒー牛乳犯人説は今から思うに、本当だったのか?がつく。

 抗生物質を処方して貰い、家に帰って即飲んだ。次の日になると、熱は下がるが、今までまったく食欲がなくて、何も口にしていないので、この暑い夏は辛く、体がヘナヘナ状態であった。でも、教習所は待ってくれない。その当時、教習所はウハウハだったので、技能教習は予約制でもし乗らないとキャンセルは効かなく、泣くしかなかったので、体を騙し騙し行くのだ。両親は教習所が絡むと鬼のようになり、張ってでも、垂れ流しでもハンドルを握れ、と命令する。

 辛い、辛い教習所通いがその年の夏、始まろうとしていた。夏休みの教習所通いが悪夢とはこの時想像しただろうか。

 思い出したくない黒歴史であった。

では、また・・