ゆでカエル世代の日記

1957~66年の間に生まれた世代です。

恐怖の体育教師 略して 体教 。恐ろしい!

高校野球中継を見ていて

 高校野球を見ていて、思い出した。高校野球を見ていて、自分より年上の人が映っている状態から、同年配、年下になるのが当然のように高校時代に経験する。汗を掻きながら、お兄さん、頑張っているな って感じていたら、気がつくと、おい、小僧が頑張っているな と上から目線でテレビに向かって偉そうに云うのだ。

 しかし、20代前半の頃は正直言って、ブラウン管を通してみている高校球児が年上に見えてしまった。運動神経抜群で、甲子園でプレイできるだから、度胸には毛がはいている持ち主に違いないから、しがないワタシと比較して、高校球児の方が役者である。

恐怖の「体教」

 高校生の頃、度胸はなく、センセイの怒号でもビビッていた。特に体育教師に対しては尊敬というより、恐怖であった。体育教師、略して、体教と呼ばれ、朝は早く出社して、登校時には睨みをきかす。遅刻にうるさい学校だから、ギリギリ登校はダッシュで、さらに校門を一人しか通れないスペースにして、遅刻者を増やす。遅刻が体教の設定して遅刻回数値を超えると、強制的に朝、早出をして、登校監視者に昇進?するのだ。遅刻すると体教からケツ・バット、つまり体罰である。これがまた痛い。学校側は体罰は教育方針なので、嫌だったら、退学してくれって威張っていた。高校説明会でも、わが母校は威張っていて、嫌なら来るなという態度で、これを見たカーチャンは偉そうな高校だねえって嫌な顔をしていた。

 体教はここの卒業生で、体教の方々は年功序列の世界で一年上だったら、もう24時間ずっと先輩なのだ。朝は一番年下の体教はお茶くみから始まり、帰る時は一番最後。毎年、体教は採用されないので、下積みは長い。その憂さ晴らしに朝の遅刻狩りをするのだから、高校坊はたまらない。

 生活指導も体教が担当し、イキがったツッパリ達も体教の前では涙目になる。挨拶と称して、ワンパンチ。煙草を吸ったら、もちろん停学になるが、その前にぼこぼこにされるのだ。ワタシみたいな、運動神経だめで、根性がない、小心者だから、校則を破るなんてまったく考えていない、どうしようもない高校坊には、体教はあまり関心はない。でも、運動神経がだめな奴には、ちゃんと筆記テストで点数を稼げ、出席していれば落第にはさせないから と耳元で囁く。

 中には運動大好きな高校では、跳び箱が跳べなくて、居残り練習なんてあるらしい、わが体教には絶対になく、そんな運動オンチなどに貴重な放課後を割きたくないから、絶対に居残りはなかった。

 卒業すれば、19歳で煙草を吸っていても、文句はいわない。もう、母校とは関係がないのだから、あとは自己責任なのだ。浪人の時、高校の系列の予備校に通って、煙草を吸っていても、体教はただ火の用心なと優しい言葉をかけてくれる。

では、また・・