ゆでカエル世代の日記

1957~66年の間に生まれた世代です。

ああ、夏休みの日記って奴は。絵日記編

どっか出掛けないと絵日記書けないよ

 夏休みの宿題には自由研究の他にひと山、ふた山と越さなければならないものと言えば、日記だろう。低学年の小坊は絵日記、高学年は、ただの普通の日記である。低学年の頃は日記を書くとなると非日常の出来事に遭遇しなければ書けなかった。つまり、どっかに両親に連れて行って貰わないと筆が進まない。カーチャン、絵日記が書けないよ と叫けば、カーチャンはトーチャンに、馬鹿息子が書けないって叫いているわ、と言う。

ナイトプールへ行くぜ。むすこよ!

 ある日、夕立があり、涼しい頃合になった。トーチャン、ワタシをご指名して、夜間の屋外プールに行こうと言い、これで絵日記は書けるだろうと車に乗りながら、ボクにトーチャンは呟いた。

 ナイターのプールだがら、日差しがなく、夕立で気温も下がり、寒くて寒くて、泳ぎどころではなかったが、入場料を払ったので、元手を取らなければと、体ががちがちに震えながら泳いだ。ワタシが泳いでいると、トーチャンが何だ、この泳ぎ方は!、と言い、トーチャンの自己流泳法(平泳ぎバージョン)を教えて貰った。

平泳ぎをトーチャンから教えて貰った

 ところが、この泳法、子供の頃に身につけたのが災いして、大人になって、スイミングスクールでちゃんとした泳法がなかなか覚えられず苦労した。元々、平泳ぎもそうだが、なかなか前に進まない。足の動きが悪い。キックがうまくいかないのだ。キックを意識すると更に悪くなる。元々運動オンチ者だから、へたくそで、きちんとした泳法が身につかない。

 話は脱線してしまった。トーチャンと一緒に行ったブルブル・プールの出来事は絵日記に書いたことは今ではまったく覚えていない。せっかく、トーチャンに連れて行って貰ったのに・・。

カーチャンが絵日記を検閲

 一日だけのイベントでは絵日記は埋められない。またまた、カーチャンに噛みついた。

 ある朝、トーチャンに言われて、朝刊を取りに行って、トーチャンに渡した。カーチャン、これを眺めて、閃いた。このシーンを絵日記に書けば良いとのお告げがあり、ワタシにこのことを絵日記化しろと言われて、書いたのだか、カーチャンの検閲を受ける羽目になる。

 検閲前は 朝刊をトーチャンに渡し、トーチャンは頷いた。

 検閲後  急いで、朝刊をトーチャンに渡し、トーチャンは ありがとう。毎朝、こうして、朝刊を読めるのは、お前のおかげだ、と涙ぐんでいた

 まさに、「フェイク」である。センセーは絵日記についての評価はまったく出してくれなかった。だって親の加筆がバレバレだもんね!!。

 では、また・・