ゆでカエル世代の日記

1957~66年の間に生まれた世代です。

東大卒貧困ワーカー 新潮新書 を読んで

 この本の内容は中高年派遣社員残酷物語である。東大卒サラリーマン物語ではない。

実際に登録して、派遣先で顔合わせ(ワタシの経験談

 正社員ではなかなか決まらず、派遣会社に登録(複数社登録した)をして、派遣元と面接(派遣会社では顔合わせという、面接というと嫌がる)までこぎ着けた。派遣会社のオネエチャン(ワタシの担当者)とは派遣元の近くのコーヒーショップで打ち合わせをした。(コーヒーは派遣会社の奢り、中にはこのコーヒーショップ代をケチる派遣会社もあった。こういう時は路上で打ち合わせ、炎天下の中でやるときはきつかった)

 派遣会社が作った派遣先に提出する書類(前職で勤めていた会社の名前は伏してあった)を見せて貰い、チェックをする。職務経歴は結構アバウトでこれはおかしいってところがあったけど、担当のオネエチャンは顔合わせの時、訂正する、って言っていた。

 では、定時になったから、派遣先へ行く。派遣元は3名が出てきて、人事課長?、職場となるそこの部長と課長だった。

 ワタシからどういう職務経験があるか述べて、あとは質疑応答だった。どうして、弊社を応募したとかなどで、これは正社員の面接と同じ内容であった。ワタシ位のオヤジになると、この会社で何をしたいかなど熱意系の質問はなく、何かができるかなどのキャリア系の質問ばかりだ。派遣先の質問はあっさりとしていた。こんなものなのかと物足りないなさの感じだった。

 面接も終わり、では帰るかとなり、派遣会社のオネエチャンはまだ、もう一人いるからと言われた。紹介する玉をもう一人準備していたのだ。年はワタシより若く、女性であった。思わず、オレは噛ませ犬だったのかよ と思ってしまった。見事に不採用の連絡があった。

 まあ、この年だから、苦戦すると思っていたが、噛ませ犬として、使われるとは・・

面接するたび、こういうことが何度か重なる。

ある日のこと

 化学の職業訓練を受けて下さい、と言われたことがあった。何をするのですかと尋ねれば、実験器具の使い方ですと言う。えっ、ビーカーなどの使い方ですかと尋ねれば、当たり前の顔で、はい、そうです、と派遣会社のオネエチャンはもっともだと言う顔で答える。

 仕事でやっていましたから、いいですと断ると、むすっとされた。あとで調べると職業訓練は研修料を払わないといけないのだ。つまりタダではない。ここで登録者から派遣会社は金を巻き上げようとしていた。おいおい、なんていう会社だ。

 こんな感じであるから、採用する返事は来ないのだよ。

では、また・・