ゆでカエル世代の日記

1957~66年の間に生まれた世代です。

ワタシのチーム(野球)に入って、活躍しませんか?

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 高校野球はもう終わってしまった。この頃はあまり見なくなったけど、一番好きなスポーツは野球だ。子供の頃から好きなスポーツは野球だった。好きなものはうまくなると思ったら、これが大間違いで、好きなではあるけど、うまくはない。運動神経と言うものは残酷だ。運動神経が良ければ、嫌いなものだって、うまくなってくる。そうなると、好きになってくるはずだ。

 ワタシは野球が好きである。でも、旨くはなれない。バッティングなどは、何度も素振りの練習したが、まつたく進歩がない。打席に立てば、空振り三振。これはまずいと思い、球をじっと見つめて、ボールかストライクを見極めなくてはと思い、じっと見つめて、しかし、自分の方に向かってくる球に対して、避けることができずに、頭にデットボールを受けてしまう。それも二度もだ。こうなると打席に立つたび、デッドボールのことを思い出し、腰が引けてくる。内角の球などは打てない。元々、打てる技術がないのだから、当たり前の話だが・・

 小坊の頃だ。前にも、書いたと思う。毎日、野球帽を被っているオジサンがいた。このオジサンは弱小少年野球チームの監督だった。このオジサン、野球を指導する能力がなく、でも、常勝チームは持ちたい。だから、ともかくスカウトをして、勝てる選手を集めたかった。でも、残念ながら、この監督は才能があるかどうかを見極める目は持っていないので、数打ちゃ当たる方式でだだひたすら小坊をかき集めた。でも、野球勘がある小坊はもう刈り取られてしまい、残っているのはやる気だけはまんまんで、腕は悪い小坊しか残っていない。ワタシはカスの小坊であった。

 日曜の昼にこの監督が突然やって来て、うちのチームに入ってくれという。トウチャンはボクを呼び、どうする、入ってみるか と尋ねられて、ボクはそうだなあ、やつてみるか、とちょっと斜に構えて監督に言った。

 次の日曜日、練習があるといい、カアチャンは親戚に電話を掛けまくって、お古の野球ユニホーム(スパイクは除く)など諸々をお下がりして貰い、ついでにグローブも貰った。ユニホームには背番号と、チーム名が縫い込まれているが、野球に疎いカアチャンはそんなこと関係ないものなのだ。ユニホーム=作業衣だと単純なものと思っていた。トウチャンにチーム、背番号のこと訴えたが、苦笑いしただけだった。

 その日になった。監督はワタシのユニホームを見て、驚いたが、何も言わなかった。

では、また・・