ゆでカエル世代の日記

1957~66年の間に生まれた世代です。

残暑の中、谷中に行ってみた

 先週の週末、谷中に行く用事があったので、ちょっと、ここから散歩でもしようかと思った。目的の坂の上に立ってみる。

 谷中の坂を下りる頃には、人混みでいっぱいになっていた。残暑厳しく、蒸し暑い。首筋からは汗が流れ出す。汗をびっしゃりと掻いてしまい、下着はびっしゃりと汗で濡れてしまった。ワタシは水分補給として、スポーツドリンクを飲み干した。

 坂を下る人々には、浴衣姿の若い女性達、男の浴衣はなかった。店の前には縁台が出されて、向かい合って座り、プラスチックの透明なコップに酒が入り、人々は顔を赤らめている。アルコールの飲み物にはビール、焼酎、焼酎割りの何か、などいろいろとある。紙の小皿に酒の肴が置いてある。それを少し、少しと食べながら、ぐいっとコップを手にして飲んでいた。

 食べ物屋の店先には行列が並び、女性達が辛抱強く待っていた。また、お総菜屋の前には、店先で何かを売っているのだろう。揚げたてのコロッケ、メンチカツなどを紙に挟んで、浴衣を着込んだ女性が紙を挟んで、揚げたてのものを頬張っていた。

 人、人の熱気がある。話す言葉は関西弁、東北弁でなく、東京で話している言葉だ。近場の人達がここに訪れているのだろう。中高年の夫婦連れ(不倫同士の匂いはしない)も多いが、彼らは何も食べていなく、ただ歩いている感じだ。

 外人も多く、目立つ。欧米系の人達がリックサックを背負い、ビニール袋を片手にスマホで自撮りをしていた。

 日暮里駅の西口辺りには一眼レフ(高そうな感じ)を持ったカメラ小僧が寺院を写していた。カメラ小僧は一人で来ているので、人は写さない。駅周辺にいる人達の手には折りたたみのパンフレットを見ながら、指さして、その方向に向かって歩いている。

 ワタシはスポーツドリンクをすっかり飲み干してしまい、どっかで水分補給をしたいと思ったが、一人だったので、小じゃれた喫茶店に行くのも癪なので、ドラックストアに飛びこんで、ドラックストアのPB商品の一番安い、日本茶のペットボトルを買った。喉ばかりが渇き、ドラックストアを出ると、すぐにキャップを開けて、口にした。

 ワタシは谷中の坂を下り、ドラックストアに寄って、日暮里まで戻るには、汗を掻きすぎたので、千駄ヶ谷駅で地下鉄に乗った。

 駅構内は冷房が効いていて、その中で電車を待っている。地下鉄を乗ると思い出すのは学生時代、車窓に映る自分を見ていて、こんな時代がいつまで続くかな、と思っていた。その期間は自分で思っていたほど、長くはなかった。でも、その間の記憶は一番輝いていた頃だったと今でも思っている。

 谷中の帰りにそんなことも思い出してしまった。

では、また・・