ゆでカエル世代の日記

1957~66年の間に生まれた世代です。

小坊の頃の家庭科のセンセイって・・オバアチャンに見えたよ

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 秋の展示会の家庭科部門の提出作品は、ワタシとしてはっきり言って、これって何なんだ、と思うようなことを出した。裁縫道具(男はブルーの箱、女はピンクの箱を買わされた)用の袋の製作だった。製作と言っても、袋を作るわけでなく、袋の表・裏をアップリケ(裏面にはのりが貼っていて、アイロン(熱)で押しつけると布に貼り付く)でデザインするのだ。小坊ぽい、かわいい絵柄でなければならないのだが、まったくデザイン力が皆無のワタシだから、何も思いつかない。しようがないって、思って、自分の名前をローマ字読みにして、文字をアップリケにして貼り付けた。

 友人はそういう家庭科のセンセイの思いをちゃんとキャッチして、熱帯魚風なものをデザインして、センセイの礼賛を浴びた。ワタシは皮肉れているので、センセイからは疎まれる。

家庭科の第1印象って

 5年坊になり、家庭科の教科書を眺めていると、トウチャンは、いよいよ、日本のダメになった と嘆き、男子、厨房に入らず とビールを飲みながら、おだを上げていた。それを馬鹿正直によせばいいのに、家庭科のセンセイに言ったのである。まったく失礼な小坊である。封建時代に戻そうとしている、憎き小坊である。

 目障りの小坊は家庭科の調理実習でも暴れる。班で料理を作り、(ホウレン草のバター炒めだったと記憶している)では、食べましょうとした時、個別に具を分けずに、どんとテーブルに一皿に盛り、箸で突きましょう と始めたのだから、家庭科のセンセイは怒った。班代表として、ワタシは怒られたが、反論をしたのだ。仲良く一緒に食べるのはいけないのですかって。(民主的じゃないか)なんて憎たらしい小坊だろうか。

家庭科のセンセイは ちゃんと決まり通りにしなさい、と一喝されてしまった。ふてくされたワタシはまずは食べて、食器を洗い、乾かすために皿をブンブン回して、水しぶきが家庭科のセンセイの顔に引っ掛かる。

 このセンセイとは相性が悪い、いや、ワタシが悪い。このセンセイ、どうも独身で、かなり年も取っているらしかった。たぶん、良いところの女子大出ではないかと思われた。頭が良くて、インテリ女性だ。女権解放運動に命をかけ(だから、独身?)、しかし、家事の機械化には抵抗感があるという、複雑な気持ちを持ったウーマンリブの闘志であったにちがいない。

 ワタシなどは憎い憎いミニ男尊女卑主義だと思っていただろう。粗暴な馬鹿の男共には世界はないと全面否定をし、ワタシの家庭科の成績は2(5段階評価)と低空飛行をさせられた。

では、また・・