ゆでカエル世代の日記

1957~66年の間に生まれた世代です。

学芸会だよ。文化系小坊、集まれ!パートⅡ

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 泣きつかれた担任のセンセイが困ったこと、困ったこと。一応、担任のセンセイは専門分野が算数で、理科実験には詳しくなく、担任のセンセイは隣のクラスの担任のセンセイ(女教師)に泣きついた。そのセンセイは理科が専門分野で、実験が大好きで、そのクラスだけ、よーく実験をしていて、ワタシなんかは授業(講義)よりも実験の方がいいな、と指をくわえて僻んでいた。

 泣きつかれて、女気を感じたのか、よし、面倒を見てやるかと実験室に隣のセンセイが少し籠もった。1時間くらいかな。実験室のドアが開き、小坊達(ワタシ達)を手招きする。しょうもない小坊達を三グループに分かれさせ。

 第1グループ(ワタシもその仲間だ)は3本の1㍑のメスシリンダー、2個の2㍑のビーカー、卵の3個が用意されていた。

 まずは塩水を作る。とても濃い塩水を作り、青の絵の具で色を付ける。また、ただの水にも色づけをし、赤色に色づける。

 1本目のメスシリンダーには赤い水を入れる。そのメスシリンダーへ慎重に卵を入れる。当然のように卵は沈んで底に落ちる。

 2本目のメスシリンダーには、半分0.5㍑を赤い水を入れる。次に、徐々に0.5㍑青い水を入れる。先に入れた赤い水と混じらないように・・。青色と赤色に分かれたメスシリンダーに卵を入れると、ちょうど500mlの目盛りで卵が止まる。

 3本目のメスシリンダーに青い水を入れる。そのメスシリンダーに卵を入れると、プカプカと卵が浮く。

 卵の3段階の位置を見せるというわけだが・・なんだよと思ったが、もう時間がないから、これが理科実験ショーであると居直るしかなかった。

 第2グループは三角フラスコに希塩酸を入れて、更に亜鉛を入れると水素が発生する。第2グループは管が差し込んでいるゴム栓を付けて、もう一方は管の先に石けん水を付ける。水素に入ったシャボン玉が放たれる。そのシャボン玉に火を付けて、水素を燃やす。

 続いて、プラスチック容器(その時は某、調味料の空容器だったと記憶する)に水素を入れて、ある程度になったら(この、ある程度が難しいのだが・・)火をつけると、パンと水素が音を立てて、燃える。

 水素の理科実験ショーは照明を消して、水素が燃える炎を見せる。今から考えるとたわいのない実験だけど、その当時、小坊にとっては水素の存在を知らなかったのだから、理科実験、恐るべしだ、と思った。

 第3グループは薄い水酸化ナトリウムの溶液を作って、その中に指示薬フェノールフタレンを入れて、色が付く。希塩酸に入れて、あら不思議、透明の色となる。これを理科実験ショーとして見せる。これまた、今、思うと、なんだー、と思うけど・・

 理科実験ショーは最初は卵、色が消えるか2番目、最後に水素とやった。観客の小坊にはこれは驚き!であった。

 今、思うと、シャボン玉に火をつけたのだが、ろうそくの火だったと思う。今、小坊たちはろうそくの火を取り扱いをやらせてくれたのか、どうだろうか。

 では、また・・