ゆでカエル世代の日記

1957~66年の間に生まれた世代です。

歯科医院でスリッパに履き替える。トラブル発生して、わかったことは?

 歯医者に通っていた頃。

 この歯科医院は待合室が土足で、診察室に入るときはスリッパ履きになって、治療へGOとなる。この医院は5、6部屋の診察室があり、患者がイッセイに呼ばれて、老若男女が玄関から靴を脱ぎながら、一段上がって、スリッパに履き替える。狭いところで名前を連呼されるのだから、足下が悪い人は更に慌ててもおかしくない。下駄箱は設けていなかった。

 玄関先は履いていた靴はその場で脱ぎっぱなしである。嫌な感じがよぎるのだ。誰か、靴を間違えるのではないかと・・

 その予想が当たってしまったのだ。

 治療を終えて、では、精算と受付に行く前に、靴を履かなければと。ワタシの靴が無くなっていた。まず、靴がないことを受付に言うのだが、早くもかかわりたくないと逃げ腰の構えである。ワタシは家に帰るに帰れない。暫くして、また受付に言うと、奥の診察室に入って、小汚いケミカルシューズを玄関先に置いて、これで家に帰ることができますから、と言うのだ。ワタシの靴は、と尋ねると、自己責任ですから と受付が言う。玄関先にはパンフレットの束に隠れた掲示物のを指して、この通りに書いてありますように、靴の管理は一切、自己責任です と言う。がーん、そりゃないよ。

 さらに、言う。

 間違いた人からたぶん連絡がありますから、家に帰って、連絡を待ってくださいと言う。めまいがした。この歯科医院の姿勢がむき出しになったのだ。何か面倒なことが出てきたら、もう、知らん、あんたの責任と・・。歯の治療の時は甘い言葉で歯を抜きましょう、痛くありませんと言っていたのだが・・。

 受付の人に 責任がある方を言うと、不在だと答える。ため息が出た。だめだ、これは!。参ったなあ。

 でも、運はついていた。今日で治療は終了だった。診察代を支払い、家に帰った。すぐに、ビニール袋に入れたケミカルシューズを持って、また、あの歯科医院を訪問した。ケミカルシューズを返却して、帰宅した。ワタシの靴はまだ出ていない。

 次の日、昼食を取っているとき、歯科医院から電話があり、靴が出てきたという。すぐに取りに行った。確かにワタシの靴だった。

 何か割り切れないことで、心のモヤモヤが消えない。でも、ちょっと頭を冷やして。歯の治療でトラブったら、この歯科医院の対応は、ぞーっとした。そう言えば、歯の治療中、隣で保険外治療をやたら薦めていた。隣の患者はシカトしていた。そんなことを思い出す。

 こういう些細なことで歯科医院の姿勢ってわかったので、運がよかったかもしれない。やれやれ、なかなかベストの歯医者って遭遇しない。ベターでもいいんだけど・・

では、また・・