ゆでカエル世代の日記

1957~66年の間に生まれた世代です。

コークスストーブの時間ですよ!

 小坊の時、寒くなってくるといよいよコークスストーブの出番となってくる。うっすらとした記憶だと、だいたい週の頭、月曜日に準備がされている。(ストーブの設置は勿論、業者があっていた)ストーブ当番は小坊の頃、ストーブ係がやり、中坊では日直が担当する。ストーブ開始の日はすぐには着火しない。まだ、ストーブなしで過ごせそうと思えば可能で、その日にストーブ係選出だけが行われる。実際は次の日からスタートであったと記憶する。

 ストーブの位置は教室内の廊下側にあり、まずはストーブに近い席の位置にしている小坊達はストーブの熱さに我慢ができないから、後にバック、バックさせる。それでも、給食タイムに近くになると、顔面は真っ赤、授業を聞いているのか、どうか、わからない。一方、ストーブから一番遠い小坊はイマイチ暖が足りなくて・・。休み時間はドアを全開するのだから、ぬくもりは皆無になってしまうのだ。(そのころは暖冬なんて大人たちは言っていなかったと思う)。

 中坊の頃、学級閉鎖を狙って、窓を全開させて、風邪を引かせようと企むが、開けた中坊が一番最初に風邪を引いてしまった。学級閉鎖は風邪にダウンした人数が足りなくて、できなかった。

 ストーブ係は朝一番にまず、用務員室に行き、黒の鉄製のバケツに入っているコークス、2枚程度の新聞紙、2種類の着火剤(炭団のような黒いもの・薄茶色固まり、大きさ15cm×15cm×15cm)、薪、マッチ(マッチは記憶がないんだれど)を貰う。

 四方、金網に囲まれているストーブに新聞紙、着火剤、薪で火を着けるこれは簡単であるが、問題はコークスに火が転火するかどうかがなかなかどうして難しい。当初はよく失敗し、慣れてくる頃にはもう、陽気が暖かくなり、ストーブの必要はなくなる。

 徐々にコークスを加えて、暖を取るのだ。ストーブの蓋の上には金だらいに水を張る。ストーブの周りに弁当を置くことはなかった。給食だったからで、また牛乳を温めてなんてこともない。真冬はびっちし冷えていた。小坊の時、牛乳を飲むときは地獄だった。飲もうとすると、周りは面白い仕草をやり、吹き出させようとさせるのだ。だから、給食のGOサインが出たら、即、なにはなくてもイッキに飲むのだ。周りを囲み、牛乳を吹き出すまで笑わせるのだ。毎度やられても、慣れないでいた。

 ストーブはコークスで真っ赤になる。午後になると熱気を放つ。授業が終わると、ストーブ係は消火しなければならない。6時間目の頃はコークスを足して絶対にいけない。一番の理想は授業終了と共に鎮火すればいいのだが、そうはうまくいかず、ストーブの蓋を取って、イッキに水を入れて強制消火させるのだ!

では、また・・