ゆでカエル世代の日記

1957~66年の間に生まれた世代です。

小学校の全校朝礼の日(毎週月曜日・雨天中止)

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 小坊時代、月曜日の朝、校庭に集まって、全校朝礼として、きちんと整列をする。

(前へならえ。列の先頭は腰に手を当たる。この姿勢、ヨーロッパのオバチャンがよくやる姿勢で、なにをやっているの って感じで、イラツキ感に溢れる雰囲気を持たせる姿勢だ。日本では、この姿勢をよく見かけられる光景として、ゴミ集積場で燃えないゴミの中、勝手に燃えるゴミが置かれて、ゴミ集積警備員を自称するオバチャンがこの違法ゴミ袋を見つけて、この前を通り過ぎる通行人を捕まえて、犯人捜しにしているのだ。あなたじゃないの と疑惑の目で見つめる。そう言えば、あなた、昨日、焼き魚食べたわねえ と家の人しかわからないことを知っているのだ。おっと、話が脱線した)

 まず初めての挨拶は教頭センセイがやるが、議事進行的な挨拶をして、無難に進んでいく。次にこの朝礼のメインイベントは校長の挨拶で、でも期待するほどの内容ではなく、説教するのもなく、面白い話をするのもなく、何を話したか、まったく印象がない。

 小坊はバカではないから、校長センセイの有り難い話には耳を貸さない。テキトーに頷いて、では、次 と進める。ラジオ体操が校内のマイクから流れる。朝礼台に乗るのは体操が得意のセンセイ(若手のセンセイが担当係となる)で、メリハリをつけて体を動かす。ラジオ体操は体育の授業で何度もやるので、小坊達も身についている。

 ラジオ体操が無事に終了して、校内放送から行進曲が流れる。

(この行進曲は朝礼がない日、朝、校庭で遊んでいる時流れたら、ただちに遊びを中止して、立ち止まり、行進曲のイントロが終わったら、行進曲に合わせて、下駄箱に向かって、一人行進をしなければならなかった。団体生活の基本を身につけさせられる)

 行進曲にあわせて、整列した小坊達は下駄箱へと進む。下駄箱の前には信号機が設置されて、信号機係がスイッチを押して、赤信号を点らす。信号機が無いとき、小坊達は下駄箱が目にはいると、もう行進などせずに、気が焦り、ダッシュして、下駄箱に行くのだから、列は乱れ、下駄箱周辺は砂埃が舞う。センセイはこれが教育的によくないと思って、信号機を設置したのだ。最初の2、3回はうまくいったが、その後なんと信号機が点灯しなくなってしまった。信号機係が必死の形相でスイッチを押すが、点灯しない。センセイがすっ飛んでやって来るが、点灯はしない。信号機係は自分のせいで壊れたのではないと泣きじゃくる。

 整列している小坊達はただ、二人をじっと見ていたのだった。

 翌週、信号機は撤去され、前のように砂埃が舞いながら、整列した私達は下駄箱へ向かった。

では、また・・