ゆでカエル世代の日記

1957~66年の間に生まれた世代です。

ああ、ドラマ 「おやじ太鼓」

 TBSテレビの有名なホームドラマは数々あれど、数あれど・・。ここは代表的な歴代の超有名なホームドラマを避けて、避けて、ワタシ的な料簡の狭い、大好きなホームドラマについて、書いていこうかなあ、と思っていまする。

TBSテレビで放映していた「おやじ太鼓」。

 時代劇(東映)の悪役(悪代官・悪い家老)で有名だった進藤英太郎がいい役をやったドラマだ。主人公は一代でのし上がった土建会社の社長で、規模は不明だか、身なり(勤務状態などは記憶がない)などから一部上場会社の社長と想像できる。高度経済なので生まれた土建会社の宿命があったのかもしれない。その後、生き残れたのかはどうだったか。二代目社長(主人公の長男・これが全く頼りない役であった)で潰したかもしれない。しかし、主人公の妻・(昔女教師だったのでインテリで気品がある)はしっかりしているから、創業家一族はうまく生き残れたかもしれない。

 この社長家族のホームドラマで、会社の経営については一切関係なく進む。主人公・進藤英太郎は典型的な亭主関白で子供から見るとまさに暴君(暴力はなし)であった。

 戦前の父親はひどかった。トーチャンの話によると、夫の虫の居所が悪いと、妻、子供も引っ叩かれる。家庭内暴力なんて朝飯前の世の中だった。戦後になり、女が強くなってきたので、ようやく、家庭内暴力が威張れる状態ではなくなってきたのだ。そういう時代の時に、主人公は「おやじ太鼓」として暴力はふるわずに、口撃で家族を威張りちらしていた。

 一家で一番は主人公だ。怖いものはない。ただし、彼には弱みがある。弱みは次男だ。この次男、病弱、記憶によるが、主人公と衝突して、家を飛び出す。妻は次男とは密かに連絡は取っていた。再会は、高級ラウンジであった。そこで次男ピアノマンとして勤めていた。ピアノを弾いている次男、そこはピアノをじっくりと聴くという感じではなく、そこで主人公は怒り、雷を観客へ無差別に落とすのだ。観客としては迷惑な話だが、これが泣かせるシーンとして使っている。

 よく出てくる高円寺の叔母ちゃん(主人公の妹 兄弟は何人いるか不明だと記憶する)はよく主人公の家に行くのだ。よく、うちのカアチャンも実家に行ったっけ。大した用もないのに実家通いをする。

 高円寺の叔母ちゃん(高円寺に住んでいるらしい・家族形成はわからなかったなあ)は大のうなぎ好きで、うな重をよく主人公・進藤英太郎の家で食べるのだ。ワタシ達、家族はそんなご馳走はもらえないよ。

 主人公が虫の居所が悪い時に高円寺の叔母ちゃんは、うな重ばかり食べていて などと雷が落ちる。

 怒鳴り散らす時、決して主人公は汚い言葉では叱らず、

すみませんじゃありませんよ!

ととても丁寧なお叱り言葉をつかうのだ。成り上がりのせいか、言葉には注意していたのだろう。

 「おやじ太鼓」は父権が強かった、しかし、「肝っ玉かあさん」の頃はまだまだ父権は維持できたが、「ありがとう」では母権が勝っていく。時代は変わってしまったのだ。「おやじ太鼓」を今リバイバルしたら・・・ちょっとね!

 では、また・・