ゆでカエル世代の日記

1957~66年の間に生まれた世代です。

おい、冬ってこんなに寒かったっけ? ガキの頃の冬の過ごし方

 人って、寒暖に慣れてくるとちょっとした気度でも、大騒ぎしてしまう。年を取るとセンターが過剰に動く。新陳代謝が著しく悪いから、音を上げてしまうのだ。

 えーと、ガキの頃の冬って、確かに寒かったと思う。霜柱が溶けて校庭はぐちゃぐちゃ、池は氷、こ汚い氷の欠片を素手でつかんで、キャッキャッと騒いていた。ガキの頃は半ズボンを穿いて、子供は風の子なんておだてられて、校庭を駆けずり回っていた。

 暖房器具はこたつと石油ストーブだけしかない。でも、トーチャンは俺の頃はこたつ(電気ごたつではないぜ)、火鉢だからねって、偉そうに言うんだ。ガキの頃の住まいは部屋の中から隙間風が吹きつく。寝ていても寒かった。でも、若かったから、寒さは感じなかったと思う。

 子供部屋にはこたつしかなかったので、トーチャンが電気ストーブを買ってくれた。吐く息が白くなる部屋では電気ストーブはありがたいものだった。妹と体を寄せて、電気ストーブで暖を取っていた。

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 手が寒さで荒れるのは当たり前で、ひどいときは手にひび割れが出てしまって痛かった。その頃、カーチャンのハンドクリームを少し頂いて、ぬっていた。ハンドクリームが傷口に沁み込み、これまた痛かった。妹はこういうことには遭遇しないで、予防のためにハンドクリームをぬっていた。

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 寒いから、飲み物で体を温めていた。今より、飲んでいたけど、トイレが近かったなんて思わなかった。今はあまり水分を取らないようにしている。トイレが近くて、難儀だからね。

 飲み物のNO.1と言えば、日本茶だ。カーチャンは濃いお茶は体に悪いとかいって、出からしのお茶を飲めというけど、妹はお茶を取り換えて、お茶葉もやや多めに入れて飲んでいた。カーチャンが急須を覗いて、嫌な顔になっていた。コーヒーは子供に毒だと云って、トーチャンだけが飲んでいた。コーヒーと言っても、インスタントコーヒーで、カーチャンはスーパーの特売でよく買っていた。雪の日には、トーチャンも熱燗を飲む。

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 暖を取る食べ物は鍋だった。湯豆腐。(我が家はタラ入りで、寿司屋で貰った湯呑を鍋の真ん中に置いて、湯呑の中には、カツオ節が入っているしょう油味のつゆ。配偶者の実家で湯豆腐を食べたとき、タラが入っていなかったことに驚いた。)、後は寄せ鍋で、なぜか水炊きは作らなかった。カーチャンが水炊きが嫌いだったのが、理由だと思う。配偶者の家は水炊きが主流で、寄せ鍋は番外編だった。

 では、また・・