ゆでカエル世代の日記

1957~66年の間に生まれた世代です。

明日から出社かよと今日、3日の夜、ぼやきたくなる・・

 もう正月三日目となってしまった。

 会社勤めをしていた頃、三が日目で日が暮れる頃になると、憂鬱な時間になり、頭は満杯になってしまう。明日(1月4日)は出社だからだ。

 4日の朝、眠い目を擦りながら、電車に乗る。車内は空いていて、座席にも座れて、電車に揺られて、うとうと状態に陥り、ぼんやりとして会社に着く。社内は冬休みですっかり冷え切ってしまい、エアコンを目一杯稼働させるが、なかなか暖まらない。その日は作業衣に着替えず、スーツ姿で、社員全員、定時になったら(9時)五階の営業部のフロアに集まり、ありがたく社長の年頭の訓示を頂くのだ。

 忘れていた。

 でも、その前に、神社(この神社はビジネス街にあるから、会社参拝のため正月は稼ぎ時である)に社員全員お参りに行くのだ。そう、社運祈願である。すぐにはお参りできず、まずは神社の控室にはいる。(年末に総務部長が予約をすることが年中行事)そこには飲むものなどはなく、暖まった風が吹き付けられ、喉がカラカラとなる。

 本殿に入って、社長が先頭になり、以下、社員が並ぶ。下っ端は一番後ろで並ぶのだ。神主さんが祝詞を上げて、社長が柏手を打ち、それに揃って社員も打ち、頭を下げる。たぶんそんな感じだったと思う。もう、あまり記憶がない。

 社殿の出口にはお神酒が用意されて、口を付けて、そして、会社に戻るのだ。その間、総務部のおねーえちゃんは電話番係となって、会社に残っている。

 それから、社長の年頭挨拶があり、話すことは毎年、大した意味はなく、毎度同じようなことばかり、しいて言えば業績アップを訴えるが、何かそれの対策(目の前に人参をぶら下げるなど、例えば報奨制度)として、提言などはない。

 総務部のおねーえちゃん(正月だからって、着物姿はなく、クリーニングが効いた制服姿で)が瓶ビールを出す。(その頃でも瓶ビールは珍しい。去年のお歳暮のビール券が出所らしい)勿論、栓抜きも一緒。冷えた体(お参りに行ったから)にキンキンのビールを飲むのだ。

 下っ端社員は上司(部課長連中)などにお酌をしている間に、社長と役員たちは取引先(今日から初仕事をしている)へ行く。

 その時、激励の意味を込めて、

行ってらっしゃい!!

 と掛け声をかけ、それを受けて、社長はご満悦の顔をし、そして、気合を入れて、タクシーに乗り込むのだ。

 ここで、ワタシ達、下っ端は仕事はおしまい。トイレに直行。そして帰宅してもいいことになる。

 1月4日って、顔合わせだけで終わるのだ。でも、こんなこと辞めたらなんて、献血的な意見はあったが、お得意先が営業しているからダメと社長は言う。

 どうやら、社長、自宅にいても正月はつまらないらしく、だから、意地でも4日出社らしい。

では、また・・